聖体と愛徳のはしため礼拝修道女会日本代理区のホームページです。

召命 -Vocación-

コスタニーリャの天使たち 11/6 「23人の礼拝会福者殉教者」

2016年10月23日 | CATEGORY - 召命

 

1936年 内戦下のスペイン・マドリッドにある「天使のコスタニーリャ通り」で、11月10日23人の礼拝会のシスターたちが殉教しました。

 

迫害を受けている際、礼拝修道女が隠れていた天使のコスタニーリャ通りのアパートは、9日午後、共産主義者たちに押収されていました。爆撃があるとの知らせのサイレンで、礼拝修道女たちは地下へ降りていきました。その時民兵たちが「修道女はどこにいるのか?」と叫びながら近づいていきました。44歳の院長Sr.マヌエラは神がご自分の殉教者たちにお与えになる毅然とした勇気ある態度で躊躇なく答えました「ここに私たちはいます。」彼女たちは苦しみにも、奉献にも、命の希望にも、聖なる死を前にしての喜びにも深く一致していました。

 

彼女らは連れ去られた後、はじめにフォメントの秘密警察での取り調べを受けました。彼らは彼女たちに何らかの罪を見つけなければなりませんでした。そしてみつけたのは!修道女だったのです!彼女ら自身が公にそう言ったのです。彼女らが無防備であること、貧しいこと、心が一致していること、無実であることなどは何も関係ないのです。彼女らは次々とイエスに対する忠実を、聖体と愛のはしためであることを告白していきました。

 

全員一緒に、最後まで姉妹的共同体として、何台かのトラックで東の墓地に連れて行かれました。あの恐怖と戦慄の場において、再び、最後のパンを皆で戴いたのです。そしてそれは彼女たちに分けられ、配られ、彼女たちを養い、力づけました。人に見られないでひとりのシスターが小箱を取り出し一人ひとりに近づき…それは皆に別れを言っているかのようでした。皆も彼女に何かを言っていました。彼女は変わらぬ気力をもって、同時に目立たないようにして聖体を授けました。

 

主のはしためたちの心は、愛と感謝でいっぱいに満たされました。もう死は不幸なことではありません。鉄砲の音が鳴り響きました。コスタニーリャの天使たちの翼は広げられ、心から待ち望んでいたお方の腕に導かれて行きました。

 

コスタニーリャの家の中は、今静寂です。礼拝修道女たちの体は他の場所に休んでいます。そして暴力によって突然に断ち切られたあの食卓の上の割かれたパンは渡された命を思い出させ、開かれた大箱は、ただの空の墓にしか過ぎません。差し込む光を入れるために平和の窓を開ける事が出来ます。この生きられたミサに感謝!!

 

 - 
Arabic
 - 
ar
Bengali
 - 
bn
English
 - 
en
French
 - 
fr
German
 - 
de
Hindi
 - 
hi
Indonesian
 - 
id
Khmer
 - 
km
Portuguese
 - 
pt
Russian
 - 
ru
Spanish
 - 
es
Vietnamese
 - 
vi
Japanese
 - 
ja